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樫見菜々子個展のお知らせ

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樫見菜々子 個展「遅れてくる風」
会 期: 2009年6月27日(土)~7月14日(火)(日曜休館)
時 間: 13:00~23:00
会 場: CAI 02 raum1 札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階
オープニングパーティ: 6月27日(土)19:00~
主 催: CAI 現代芸術研究所
http://cai-net.jp/info/index.html#kasimi

樫見菜々子は、札幌市を拠点としながら海外でも発表する注目の女性アーティストだ。
2006年札幌芸術の森美術館主催「北の創造者たち展-Lovely」に出品し一躍注目された。また昨年、札幌市が主導して行ったアートステージでは、5面の電飾広告枠に樫見菜々子の小宇宙を展開し、多くの美術関係者が絶賛している。

彼女の作品は、具体的な判別がつかない小動物が登場したり、布のかたまりや糸、レースを並べるなど、一見可愛く、優しい雰囲気を漂わせている。しかし、素材感を大切にしながら、ただ優しい雰囲気に留まらないその作品は、同時に、繊細な構成力を持っていることに驚かされる。
「一層に隠された何か、はっきりとはみえないが確かにある存在感、気配。そのようなものに心がざわめいてしまいます。」と作家は語っている。物ごとには主役とそうでない部分があることを知る彼女は、主役でない部分に魅力を感じ、それらに光を当て、表現しているように思われる。

今回、樫見菜々子が創り出すのは、何気ない普通の生活の中に存在する、些細な出来事。
静まり返った初夏の住宅街、陽にあたる洗濯物、無音の中に時折吹く風など、 私たちが普段、意識しなければ気づかないような物ごとに視点を向け、表現している。
ひとつひとつのモチーフは、CAI02の光や自然とは無縁の空間と相反するようでありながら、彼女の記憶のなかに自分が存在しているような錯覚さえ覚える。
それは、私たちの記憶のどこかにある、心がざわめくような過去を呼び覚ますからかもしれない。

繊細な感性が創りだす樫見菜々子の世界を是非お楽しみ下さい。

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